
2010
10/04
Mon
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亀屋清永の清浄歓喜団 祗園四条
京都の祗園四条、八坂神社まえにある亀屋清永の清浄歓喜団と山つとのご紹介です。
京都の和菓子やと言うと亀屋なんとかがすんごく多くて、
私個人的に疑問やったんですが、何の事はない、
暖簾分けされた、いうだけの事みたいです。

で、この亀屋清永さんは、有名な八坂神社前あたりにありまして、
こじんまりでも無く古めかしい訳でもない。
表にはデッカイ暖簾がかかってるんで、一見和菓子やとは分らん感じ。
でも探しにくい訳でも無い。
つまり場所さえ知ってたら、誰でも迷わずに行けるんやな。

そして店内はこじんまりとした感じ。
5〜6人も入ればいっぱいになりそう。
そして和菓子はと言うと、流石に美しい干菓子!!
これは、もう芸術に近い精巧さ。

そして見るからに美味しそうな焼き菓子。



三笠に羊羹、栗の和菓子




リーズナブルな値段のコンペイトウまで多種多様の品揃え。




また、それらがけっこうリーズナブルな値段で、1000円前後からあるんです。
京都の老舗の和菓子屋いうだけで、勝手に高いと思ってたんですが、
全然そんな事ない!
むしろ他の有名でもない和菓子屋さんの方が逆に高かったりする。

そして亀屋清永というと、これはもう代表的なお菓子は清浄歓喜団。

なんか、何?この名前?みたいなお菓子なんやけど、
実は由緒あるお菓子で、詳しく書きますと、
奈良朝時代の唐果物の姿をそのまま伝える供餅菓子です。
どうりで、なんか古めかしいというか変わった形やね。

この上の結びの部分は八葉蓮華を表わしており、天台と真言密教にお供えされるもの。
聖天さんの好物やそうです。

で、この亀屋清永の清浄歓喜団は昔は1日と15日にしか作ってはらへんかったんやけど、
最近はあまりに人気で多めに作ってはるんで、
たいがい、いつ行ってもあるそうです。
でもたくさん売れると品薄になるんで、確実に買えるお菓子ではないそうです。
お店の方が教えてくださいました。

この本店には箱入りとそうでないのがありまして、
箱入りは1個入りから577円。
箱に入ってないのは525円と50円安くなります。
で、私は箱入りでない清浄歓喜団と秋らしい山つと1000円を購入。
まず清浄歓喜団は、思ったよりも小さいお菓子でビックリ。



そして袋から出すとゴマ油の良い香りがします。
触った感じは硬いんやけど、
下から押し上げるように割ると、簡単にパリンと割れます。
そして味の方はというと、スパイスの香りがすごい。
特に丁子、肉桂の香りがプンとします。
それがゴマ油の香りと混ざって何ともいえない香り。

そして中身の餡はこしあん。
外側の皮の部分は甘さがない。
何とも初めて食べる本当に不思議な味のお菓子。
これが聖天さんの好きなお菓子か〜と思うと、なんか勿体ないような嬉しいような不思議な感じ。
これは高いですが食べてみる価値はあり。
そして秋らしい山つと。


こちらは、焼き菓子6個に秋の干菓子が添えられた1050円のお菓子。

容器も秋らしく竹カゴに入ってます。

味の方は、これ外側も餡?なんですね。
そして中身は白身の黄身餡。
一口食べるとホロホロと餡が口のなけでほどけて、溶けていきます。





また添え物の干菓子が美味しい!!
ただの飾りじゃないんやね。
ちゃんと肉桂の香りもあるし、硬すぎず口の中でホロホロと溶ける砂糖菓子です。
さすがは老舗の亀屋清永!!!
祗園四条に来たらとりあえずは、亀屋清永の和菓子をおすすめします。
他とは違う格別な美味しさがあります。
亀屋清永の清浄歓喜団は高島屋さんで購入出来ます。
また亀屋清永さんの他の人気の商品も販売されてます。
興味のでた方はこちらからのぞいてみて下さい。
亀屋清永で検索するとズラリと和菓子が出てきます。
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